成人病について
成人病と老人病
成人病は、40歳を超えるとかかる疾患で多くの原因は生活習慣という環境に左右されることから生活習慣病とも呼ばれます。年を重ね、次第に身体の生理的機能の低下や老化と共に、健康面でも様々な問題が起こります。生まれて成長期を過ぎ、20歳頃までに凡そ必要な体の機能は出来ています。
その後は、年を重ね、体の機能は、徐々に低下していきます。老人病という老人特有の疾患や症状が65歳以上から起こると言われていますが、これら老人病の一部は、壮年期と言われる40歳位から始まり、持ちこされて老人病になるものがあります。
いうなれば、成人病は老人病への過渡期ともいえるのです。例えば、がんや脳卒中は老人病の一部ではあるけれども、ストレスや生活習慣などから40歳代で発症する事も少なくありません。老人病は、老化という特性上、老人になっていきなり起こる疾患ではなく、壮年期から老年にかけて、徐々に起こってきます。
例えば、体の不調などの予兆があったり、例えば、無理をして病気にかかりやすい状態を作ったり、そういった事が40歳代で始まると考えられて成人病という名前になりました。老化は防げないが、遅らせる事は出来ます。老人病や成人病も絶対にかからない状態にする事は難しくても、リスクを減らし、可能性を低くする事は出来ます。
また、老人病に至らないように壮年期に早期発見して、治療を進める事が大変重要になってきます。成人病は、まだ十分治療を受ける体力や機能があるうちに、環境(生活習慣等)を見直し、深刻な状態になるのを未然に防ごうとするものです。