成人病について

成人病と子供の成病

生活習慣病という呼び名に変わったもう一つの原因は、成人していない子供にも成人病と呼ばれる疾患にかかる事がわかってきたからです。これは、食事や生活習慣などの変化による原因が大きい為と考えられました。

肥満や高血圧、高脂血症や糖尿病などの症状や疾患が子供にも起こり始めた為でした。食事などの栄養状態の変化や、運動することの減少などから起こると考えられています。成人病が胎児期に発症するという説も注目されています。胎児期や乳幼児期に過度の栄養過多や低栄養などが起因するという学説もあります。

成人病は、もはや、成人だけにかかるものではなく、加齢とともに生活習慣によって、子供にも発症する可能性があります。Adult Disease(大人の病気)は、Lifestyle Related Disease(生活習慣に起因する病気)になりました。遺伝要因により引き継いだ疾病のリスクと食生活の栄養状態、運動不足等が重なって、早い時期に発症する事もあるからです。

幼いうちに糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満等を発症しても、すぐに重篤に至る病気にならない場合が多いです。これは、生体内の機能が十分若く、再生する事が期待できるからですが、逆に、リスクの高い高血圧の状態、高脂血症の状態を大人が発症するより長く、維持しなければいけないという事にもなります。

子供のうちに、これらの状態が見つかれば、生活習慣を見直せば再生する事も可能です。多くは小児期や思春期の肥満がもとになり、成人病と呼ばれる状態に至ります。