三大成人病 悪性腫瘍
その他の要因とがん
肥満によりかかりやすいがんは、結腸、膵臓がん、閉経後の乳がん、子宮内膜、腎臓などです。肥満指数BMIは体重を身長のニ乗で割った値です。BMI25以上を過体重、BMI30以上を肥満としています。
但し、肥満と死因の関係はがんのみならず、糖尿病やほかの循環器疾患等にも関係していてこれらを併せて疾病の原因とみなしています。ですから、肥満に関しては、がんに対するリスクというより、その他の重大な病気へのリスクといった方が大きいようです。
また、食生活、特に野菜や果物の摂取量とがんの関係性が研究されています。世界がん研究基金等は、食物、栄養面から果物とカルテノイド豊富な食物は肺がんの予防効果があると発表し、非でんぷん質の野菜には予防効果の可能性があるとみています。
これは、世界的な発表なので日本人を対象とした研究の場合、果物は肺がんのリスクを下げる可能性があり、緑黄色野菜などの野菜類と肺がんのリスクでは、今ひとつ根拠がないという結果になっています。ただ、果物や植物から抽出したベータカロテンなどのサプリメントを用いても、リスクを下げる効果はあまり見られなかったのです。また、果物、野菜類をあまり摂取しないと食道がんや胃がんにかかりやすいという結果がみられます。
塩分摂取によって、引き起こされやすいがんは胃がんになります。また、温度の高い飲み物の摂取は胃の上部にがんを引き起こしやすい事、ピロリ菌などの感染により胃がんを引き起こすという事がわかっています。