三大成人病 脳血管疾患

脳血管疾患

がん、心臓疾患に続き、死因の三大要因と言われるのが、脳血管疾患です。脳血管疾患は脳血管に異常が生じ、虚血、出血、圧迫などにより脳組織に障害が起こる事を言います。

血管にかかる障害なので、心臓疾患と同様、高血圧、動脈硬化、高脂血症などが危険因子となる事が多いです。特に高血圧は、脳血管疾患の重大な危険因子と考えられています。

脳血管疾患でいう障害とは、血管が詰まる、もしくは破れる状態の事で、血管が詰まる場合は、脳血栓、脳塞栓などで血管の詰まった脳組織部分に酸素がいきわたらず、壊死してその脳神経がつかさどる機能に障害が起こります。脳出血は、脳出血、くも膜下出血など脳の血管が破れ、脳組織内に血液があふれ血腫をつくり、これにより脳組織にダメージを与えます。

血管は俗に水道などのホースに例えて説明されます。若い頃は、血管の組織自体に張りがあり、弾力性に富み、多少の無理や損傷も修復でき、深刻な状態に至らずに済みます。しかし、老化と生活習慣から来るダメージで、血管組織の弾力は失われ、詰まり、や損傷が起こりやすくなります。

血管自体に痛みはありませんので、もちろん自覚症状はありません。身体の至るところで血管の詰まりや破裂は起こりますが、心臓や脳など酸素を大量に必要とする部分で血管の損傷により栄養、酸素が供給されなくなると大きな障害が起こります。

脳組織で起こった場合血管の詰まりが90%を超えたところで、脳血管疾患を発症し、重大な障害が起こります。特に脳内の血管の破裂による、脳出血、くも膜下出血は突然起こり、死亡率の高い疾患といえます。