三大成人病 脳血管疾患

脳卒中の治療

脳梗塞が疑われる場合、少し様子を見る等といった事をせずに即座に病院を受診して下さい。脳梗塞になって3時間以内であれば、血栓や塞栓を溶かす薬を使って治療出来ます。薬が効果をあらわすと詰まった血管で再び流れを取り戻し、血流を正常近くまで取り戻す事が出来ます。発見、治療が早ければ、後遺症を最小限にとどめる事が出来、また再発を食い止める治療を始める事が出来ます。

発症して3時間以内であれば、血管内の局所に血栓溶解剤を投与する事が効果的ですが、副作用で脳出血を引き起こす事もあります。その後は、抗血栓療法の抗血小板療法や抗凝固療法があります。活性酸素の働きを抑える脳保護療法も発症から一日以内で後遺症を抑える働きがあります。発症から一日以上たつと患部に浮腫が起こる為、抗脳浮腫療法を行います。カテーテルで血流を再開させる外科療法もあります。また、バイパスを用いる方法もあります。

いずれの方法も、段階を経てリハビリに移行するよう、後遺症を最低限に留めるようにその都度選択されるものです。後遺症の軽減と同時に再発の防止を行います。血圧やコレステロール、血液の状態が同じ状態であれば、いつ脳梗塞の再発が起きてもおかしくはありません。脳梗塞が起こった患部の治療を最優先させますが、その次には、再発防止や血液の状態を改善していく方法が選択されます。

最初の段階を終え、再発を防ぐ段階になると抗血小板薬を用いたり、フィブリンを防ぐための薬を投薬します。その際、これらの薬と飲み合わせの悪い食品を生活習慣の改善と共に指導していきます。過度な運動を避け、禁煙、禁酒、暴飲暴食をしない事がまず大事です。その後、肥満や高コレステロール、高血圧、糖尿病などの改善の為の指導を行います。