三大成人病 脳血管疾患
脳卒中からの回復
脳梗塞の後、危険な状態から回復したら、リハビリテーションと生活習慣改善の指導を行います。脳梗塞の起こった部位により、障害の起き方違ってきます。脳梗塞での死亡率は低下傾向にありますが、後遺症によりリハビリテーションを必要とする患者数は増えてきています。
最初の治療で生命の危機を脱する事、それから後に残る後遺症を出来るだけ狭める為の治療が行われますが、壊死した部分がある限り、後遺症は残ります。脳の壊死組織は再生しない為、残った組織の維持、機能の改善に努めます。ただ、中には、治療が早く壊死部分が殆どない場合もあります。そういう場合は自然に症状がなくなっていきます。
脳梗塞からのリハビリテーションでは、日常生活を送れるように、なるべく人の介護を必要としない様にする治療が行われますが、脳梗塞の部位により、障害の残る場所も様々でまず、治療期に衰えた筋力の回復、関節を動かす事から始めます。半身不随や言語障害等が残る場合もありますが、中には意識ははっきりしている場合もあり、リハビリテーションの状況により希望をなくしたり継続する事に苦痛を感じたりする事もあります。
食事療法と同様、家族の協力が大変必要になります。
食事療法は薬物療法と同時に勧められ、脳梗塞を引き起こす原因となった動脈硬化、高血圧、高脂血症等の改善とともに進められていきます。血管収縮を引き起こす原因となる喫煙の習慣があれば、この時期禁煙へと勧めて行きます。塩分の摂取を控え、食物繊維を十分に取る事、運動も以前のように出来ない場合も多いので、カロリーの摂取に気を付ける事が大事です。