三大成人病 脳血管疾患

脳出血の症状と危険因子

脳内の血管が破れ脳内組織にダメージを与える症状を、脳出血、脳溢血等と呼びます。脳内部への出血と脳周囲への出血があります。が、一般的には脳内への出血を指します。

脳梗塞と脳出血を比べると死亡率の高いのは、脳出血になります。特に高血圧が危険因子となる病気も多いですが、高血圧が原因となる脳内出血は、発症した後の死亡率が70%を超えるものです。

脳出血は、脳内部の細い血管が破れて出血します。高血圧が原因となること、また50歳以上の方は脳内の血管がもろくなっていて、血管が破れる事が多いです。頭痛やめまい、半身麻痺や意識障害(混濁)などを日中、生活時に起こしやすいです。死亡率は脳血管疾患の中でも一番高いです。温度の急激な変化やストレスが要因になる事もあります。

高血圧性のものは、動脈硬化を伴う場合が多く、その他の要因は喫煙、塩分の取りすぎ、アルコールの摂取や肥満、運動不足等もあります。また逆に低コレステロールや中性脂肪の低さが要因となる事もあります。高血圧性でないものは、脳腫瘍等からの出血、脳梗塞等の治療の抗凝固療法による薬物によるもの、アンフェタミン等の薬物乱用、老年の脳アミタイド血管障害等もあります。

脳を被覆しているくも膜と軟膜の間の動脈瘤が破れてこの膜と膜の間に血液があふれだし、これにより脳全体を圧迫するくも膜下出血は、突然の激しい頭痛、嘔吐、意識混濁があり、突発性が高く急死する事も多いです。

くも膜下出血であふれ出した血液は脳内には流れず、脳脊髄液で満たされている部分に流れ出します。くも膜下出血で破れる血管は比較的太い血管である為、急激に圧力がかかり、それが激しい頭痛となります。