三大成人病 心臓疾患
狭心症の治療
狭心症の治療は、基本的には狭心症の発作を抑える為の薬物療法を行います。どうしても発作を抑えきれないそういう場合のみ、外科的な処置が行われます。心筋梗塞へと進行しそうな場合には早めにカテーテルや外科処置を行う場合があります。
狭心症の発作を抑える為の薬は、血管拡張作用のある硝酸薬が主に使われます。その中でも発作に対して有効で即効性のあるものはニトログリセリンです。狭心症の発作が起こる患者はニトログリセリンを携帯していますが、この薬は発作を抑える為の薬で予防薬ではありません。
発作が起きている間の30分程度は作用しますが、発作が頻繁に起きてしまうような場合は、外科的な処置を考慮する必要があります。また、頻繁には強い発作は起きない安定狭心症に対しては、持続効果の高い硝酸イソソルビドの投薬が有効ですが、これも常用することにより、効果が薄れていきます。
症状の違いにより、β遮断薬やカルシウム拮抗薬を使用する場合がありますが、副作用や症状を的確に見極める必要があります。
薬物療法を行う場合、心筋梗塞の場合と同様、生活習慣の見直しをする必要があります。
薬物療法は、長く続けて行うと薬の効果が軽減したり、副作用その他の問題がある為、狭心症の発作を抑えると同時に発作を起こす要因を減らす事は欠かせません。
動脈硬化、高血圧、高脂血症など血栓が起きやすい状態や血管に負担をかけやすい状態を抑えていくことが重要です。薬物療法を行う患者は、必ず、医師とこれらの症状を抑える相談をしていきます。